沖縄行きの飛行機で読んだ『アシュケナージ』
2008年05月16日
先日久々に音楽的コメントを頂戴しました。
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『書き込みにくいですが(笑。
たまたまショパンの即興曲第4番嬰ハ短調「幻想即興曲」を
アシュケナージとブーニンで聴き比べたのですが。
私の中のブーニン神話は壊れました。
ちょっとショックですが、やはりショパンはブーニンより偉大だ
という当たり前のことがわかった次第です』。
そのお返事は以下。
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曹操閣下の食卓さま、
アシュケナージのショパン集のレコードを昔持っておりましたが、
彼の演奏はやはり素晴らしいですよ。
裕美・ルミィヤンツェヴァ
アシュケナージはダニエル・バレンボイムやジャクリーヌ・デュ・プレと並び大スター、
若い頃から彼らの天賦の才能が開花して行く過程をとことん追いかけ、
思う存分に彼らの音楽を楽しめたことはこの上ない幸福であった。
昨年沖縄へ行った飛行機の中でたまたまアシュケナージの記事を拝読したが、
天才とて、ソ連の政変には大変苦労なさった御様子、
音楽における日々の葛藤とイギリスへの亡命過程を考慮に入れると
やはり楽して得た栄光ではないのだと思い知らされました。
自分の顔も、自分の音楽も、自分の言動も全て全て魂の鏡、
求めなくとも心の真髄に宿っている深い深い想いが
自然と滲み出てくるものなのだと実感した次第です。
自分という人間を動かしうる存在は正に自分自身なのです。
めでたし、めでたし!!!
裕美・ルミィヤンツェヴァ
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